夫にイライラした時の対処法8つ

今日は夫にイライラした時の対処法を書いてみたいと思います。

 

私はまだ結婚2年目の新米主婦なのですが、たまに夫にイライラしてどうしようも

なくなる時があります。

 

普段から、たまっている不満を小出しにはしていても、状況が一向に改善されない

と、ある日ついに限界を迎える時がきます。

 

そうなると突然感情の袋がぷちっと切れ、いきなり涙が出てきて止まらなく

なったり、何をしてもイライラするようになります。そして笑えなくなります。

 

普段「頑張って家の中を明るい雰囲気にしよう」とか思っていても、全くできなく

なります。(頑張って、というところがもうよくないですが)それどころか、夫が

視界に入るだけでストレスになってきます。

 

それって日常生活に支障をきたしますし、第一そんな気分で毎日過ごすなんて

嫌ですよね。できればいい気分で毎日を過ごしたいです。

 

というわけで他の方のブログ等を参考に、実際私がやってみて効果があったことを

書きますね。

 

1 イライラしたことを紙に全部書き出す

 そこらへんの紙でもチラシの裏でも手帳でも日記帳でもなんでもいいので、

とにかくイライラしたことや自分の感情を全部紙に書き出す。

この際のポイントは、

「自分の気持ちを包み隠さず正直に書く」「『こんなことを思う私ってひどい』

などとは思わない、思ってもとにかく書く」ことです。

もちろん書いている間に「でも夫も私をサポートしてくれた時あったしな」などと

いう感情が湧いてくる時もあります。しかしだからといってやめてはいけません。

今は自分のイライラした感情を解消するのが先なので、とにかく全部書き出しま

す。

 

私の場合は昔から日記をつけていたので、日記用のノート(無印良品のです)に

いつも使っている水性ボールペン(uni-ball SigNo0.5です)で書くことが多いです。

書いている間は気分の赴くままに、罫線も無視(笑)とにかく思いつくまま気が

済むまで書き殴ります。すると書き終わった頃にはけっこうすっきりするのです。

 

人によっては「鉛筆で書く」とか「書いた紙を破る」などといった方法を

すすめていることもありますが、私は鉛筆ではいまいち気持ちがすっきりしない

のと、たとえ文句だろうがせっかく書いたものを捨てるのは忍びないので(笑)

黒インクのペンで思いっきり書き、捨てずにとってあります。

このへんは好き好きで良いと思います。

とにかく「たまった感情を表に出す」ことが重要なのです。

 

2 家事はほったらかしてとにかく出かけ、気が済むまで帰らない

 最低限自分がどうしても必要と思う家事だけをやり、あとは放っておいてさっさと

出かけます。行先は公園でもコンビニでもどこでも構いませんが、

いつもは行かないけど行ってみたかった街やスポットなどがおすすめです。

 

なぜならそれによって同時に以前からの願望も満たされるからです。

「行きたいけど行けない」ことも相当ストレスになっていたはずなので、

これも解消され一石二鳥です。

 

ちなみに私は、朝食の準備と寝室である畳の部屋の掃除機かけ(理由は後述)

だけをして、前から行きたかった近隣市の神社と図書館に行きました。

 

ちょっと距離があるので電車に乗って行きましたが、普段は徒歩通勤のため

あまり電車に乗ることはないので、良い気分転換になりました。

 

まずは神社でお参りし、図書館では休憩スペースがあったので、自販機で買った

飲み物を飲みながら、手帳に想いのたけを書きまくることで、だいぶ落ち着くこと

ができました。

 

普段から通勤電車で疲れているなら近所の公園をのんびり散策、あるいはベンチや

ちょっと雰囲気のいい喫茶店でぼーっとするのもいいと思います。

 

そして気が済むまで帰りません。いつもの夕飯の時間を過ぎてしまうかもしれ

ませんが、気にせず夫には自分でやってもらうようにします。

 

お子さんがいると「ご飯の支度が~」となってしまうかもしれませんが、

そのへんも可能であれば、夫とか親とかママ友とか、頼れる人に最初からお任せ

してしまうのがいいと思います。

 

3 生活費で好きなものを食べる

 私の場合は平凡ですが図書館に併設のお店でランチセット(800円くらい)

を食べました。

この値段の割にはボリュームもしっかりとあって美味しかったので大変満足

しました。

(家にいる夫には朝一食分しか用意してきていない)

スイーツ好きならフルーツ専門店の高級フルーツパフェとかケーキとかでも

いいと思いますが、辛党ならフォーでもたこ焼きでもなんでもいいので、

とにかく生活費で自分が食べたいものを食べます。

 

「腹が減っては戦は出来ぬ」じゃないけど、お腹がすいてるとイライラすることも

増えます。美味しいものを食べてお腹が満たされると、だいぶ気分も落ち着きま

す。

お腹のすいたまま腹を立てて歩き回ることのないよう、外でもご飯はしっかりと

食べましょう。その際夫に罪悪感は抱かないようにします。

              

4 「やりたいこと、もしくはやりたくてもできなかったこと」をやる

「自分が本当にやりたいこと」のみをやります。

家事などの「やらねばならぬこと」には極力手をつけません。

 

例えば私の場合、「読書」と「ブログを書くこと」が前からやりたいと思いつつ

なかなか出来ていなかったことなので、読みたかった本を持っていって、図書館の

休憩所やレストランで読み、手帳に今の自分の気持ちや決意、気づいたことや感想

など、なんでも書きました。自分の気持ちの解消とネタのためです(笑)

夕飯の支度などは考えず気が済むまで読書し書きまくった結果、外は暗くなりまし

たが、自分の気は晴れてきました。

お菓子作りとか、編み物とか、ヨガとか、写真を撮るとか、なんでもいいと思い

ます。

「ダンス習いたかったんだよな~」って思っていたのなら思い切ってダンススタ

ジオに見学に行ってみるとかでも。

とにかく自分がやっていて楽しいこと、でも出来ていなかったことをやります。

「とりためたドラマを見る」でも「見たかった映画を観に行く」でもいいです。

あなたがずっと「やりたいと思っていたのに我慢していたこと」はなんですか?

思いついたら今こそ実行しましょう! 

 

5 ショッピングする(ポイントは全額充当で)

前から欲しかった自分の服や靴などを思いっきり買います。

ただし生活費をあてると自分の首をしめるので、そこは適度にして、あとは仕方

ないですが自分のバイト代や虎の子を使います。ただし普段の食材や生活用品の

購入でたまったポイントは全部使ってしまいます。

私の場合は、生活に必要なものはほとんど近所の大型スーパーで購入しているの

で、けっこうポイントがたまっており、セールのニット一着分はまるまる充当でき

ました。

これでかなりスッキリ☆した気分になりました。

 

自分のお金を使うと不満がたまるのでは?という心配もありましたが、やってみる

とそれは大丈夫でした。むしろ欲しかった服などを買えなかったイライラがきれい

に解消した喜びが大きく、その後も買った服や靴などを身に着けて外出するたび

に、うきうきした気分になるので、効果の方が大きいと思います。

 

6 家では「自分で決めた自分の時間」を宣言し、死守する

 

外出し、帰ってきてからも「自分の時間」は宣言し、死守します。

 

私は読書の結果「今日から毎日一日2時間は書く」と決めたので、夕食時夫に

宣言しました。「毎日2時間書くと決めた、今日は21時から23時まで書こう

と思ったけどもう22時過ぎてる。」と。すると夫はすんなり「そう、わかった」

と部屋へ。しかも驚いたことに、最近久しくなかった食器をさげて洗うところまで

やってくれました。

私が帰宅したのは21時半くらいでしたが、おかげで22時半から予定通り2時間

以上は書くことが出来ました。久々に充実した気分に。

理由は「育児に疲れたから」でも「仕事で疲れたから」でもいいと思います。

「とにかくそれだけの時間が自分には絶対に必要である」ということ、「自分が強

くそう思っていること」をはっきりと伝え、反響はどうあれ頑なに実行することが

肝心かと思います。

 

7 夫とは無理してしゃべらない

 

いろいろやっても1日じゃまだ腹の虫がおさまらない、帰ってきてもおさまらな

い、ということもあると思います。私がそうでした(笑)

そういう時は夫とは無理してしゃべりません。

必要最低限の会話だけしてあとは終始「むすっ」とした態度で接します。

 

一緒にごはんを食べていてもだんまり。夫はおしゃべりな性格ではないので、

私が喋らないと「・・・」「・・・」(テレビ音のみ)みたいなことになるのです

が、構わずほうっておきます。

大事なのは「自分の気持ちを大切にし、今私は不機嫌である、と表現すること」

です。

 

そうこうしているうちに「何が不満なの?」とか「どうしてほしいの?」とか聞い

てきたりします。こうなったら最後の方法を試みます。

 

8 現実に対処できそうなことはまじめに交渉し改善を要求する、もしくは

  泣いてもいいからとにかく自分の窮状を訴える

 

私が危機的状況に陥ったことは何回かありますが、そのひとつが毛足の長い絨毯

のせいで掃除機かけがなかなか終わらないこと、でした。

 

うちの掃除機は「ハウスダスト発見ランプ」というものがついているのですが、

ハウスダストがあるとこれが赤く点灯し、なくなるまでは消えません。

前はそこまで気にしてはいなかったのですが、近年風邪から持病のぜんそく

移行し、ひどい症状に陥ることがよくあったため、喘息に関する本を読んだとこ

ろ、「(アレルゲンとなる)ハウスダスト(ダニの死骸やフンなどのほこり)を

こまめに除去することが大事、滞在時間の多い寝室と居間は毎日掃除機をかけま

しょう」と書いてあったのです。

ここから私はハウスダストに対して過敏になり、本で読んだとおり、寝室と居間

は毎日掃除機をかけ始めました。

そしてこの赤いランプをとても気にするようになりました。

ランプが消えるまで、もしくは点滅になるくらいまで、掃除機をかけようとしだし

たのです。

ところが居間にあった毛足の長いじゅうたんはこのランプがなかなか消えません。

というか消えた記憶がほぼありません。

5分、10分、、ずっとつきっぱなしです。だんだんパニックになってきます。

他にもじゅうたんを敷いていたのである程度かけたところで「もういいや」と判断

して切り上げる日々が続きましたが、翌日にはまた赤ランプの繰り返しです。

ソファにも布団にも掃除機をかけ、テレビ台の上などもふき、網戸をふいたり

カーテンを洗ったり、お風呂場の壁や天井のカビをふいたり、排水溝を掃除した

り、玄関ドアをふいたりと週2、3日の仕事の日以外は一日が掃除で終わる毎日

。。。

 

ぜんそくは発作で死ぬこともある病気と知り、もう二度とかかりたくない!と、

毎日必死に掃除しているうち、確実に精神が追い詰められていきました。

 

そしてある日、また消えない赤ランプを見ながら絨毯に掃除機をかけていた時、

突然涙があふれて止まらなくなったのです。

そして私は夫の部屋に行き、「ごはんは自分で用意してください」と言いました。

私の急激な変化に夫はびっくりして「どうしたの?」と言いました。

私は「この絨毯の赤ランプが消えなくてつらい」「もう絨毯に掃除機をかけるのは

嫌だ。」「全部やめる」と言い、自力でソファを動かして絨毯を外し始めました。

すると夫も黙って手伝ってくれ、そこにひいてあった2枚の絨毯は、全部押し入れ

にしまわれ、フローリングの床になりました。

すると、、、あれだけ大変だった居間の掃除機かけが、信じられないくらい短い

時間で終わるようになりました。ランプもすぐ消えるようになりました。

 

またこの時「掃除に時間をとられすぎてつらい。ルンバを買って。」とお願い

すると、後日アマゾンのセール時に買ってくれたのです。

ルンバを導入すると、掃除機をかける時間が大幅に短縮され、自分の気持ちも

すごく楽になりました。以後畳の部屋(目の方向にかけられないため)と洗面所・

脱衣所(段差があるため)以外はほぼルンバにやってもらっています。

 

 また、うちは毎月定額を生活費として夫からもらっているのですが、最初の頃

「生活費が足りない」ことで精神的に追い詰められた時は「今もらっている額では

食費を削らなければ生活用品が買えない、増額してほしい」と訴えました。

最初は渋っていたのですが、頑なに食費を節約してシーツやタオルなどの生活用品

にあてていたところ、少しですが増額に成功し、だいぶ楽になりました。

 

今回も前々から「家事に時間をとられて自分の時間がとれない」と言っていたので

すが「たくさん時間あったでしょ。別にやらなくていいし。」と笑い飛ばされてい

たところ、切れた私がプチ家出を決行したのが効いたのだと思います。

あと、自分がどれだけ家事に時間を費やしているのかを測るため、一日の行動記録

もつけ始めていました。

 もちろん、集計して夫に示すためです。これを夫の目に入るところでやっていたの

も良かったのかもしれません。つけた紙をそのへんに置いてあったりして。

(まだ集計してませんが)

その後は順調に、ごはんの支度も皿洗いも洗濯物干しも、また前のようにやって

くれています。(いつもではない)

 

「泣くまでわからないのか」とか「そこまでしないとわからないのか」という感じ

ですが、きっと「そこまでしないとわからない」のだと思います。

愚痴を言いつつも、いつものように接していると、夫には「別に異常事態ではな

い」と判断されてしまいます。

「話してもまともにとりあってもらえない」と感じたら、実力行使するしかあり

ません。妻が泣いたり家出して初めて、夫には「異常事態である」と認識される

のだと思います。

論理的にデータで現状を説明して、期限とかつけて変化を迫れる人は、そうしたら

いいと思います。でも私は出来なかったので、とにかく実力行使したり感情を爆発

させました。

そして改善を迫りました。

実力行使したり感情を爆発させてからだと、夫も素直に聞いてくれます。

やはり根本的な原因を取り除くのは効きますので、より快適な生活に向けて改善を

迫っていくことは大事だと思います。

 

まとめ

以上8つ、不満を書き出す、

     出かける、

     好きなものを食べる、

     やりたいことをやる、

     ショッピングする、

     夫とは無理して喋らない、

     自分の時間を死守する、

     窮状を訴える・改善を迫る、

 

でした。

 

 

夫へのイライラ解消に、どれかひとつでもお役に立てば幸いです。

 

おまけ 

 

私のほうにも反省点はあります。

「なんでも自分がやらなきゃ」と思っていなかったか?というところです。

 

自分がアトピーと喘息もちのアレルギー体質なため、食事はなるべく添加物を避け

て自炊したいし(食品添加物がアレルギーの一因なので)前述の理由からほこりも

避けたい。

 

そのようなことを普段から話していたため、料理にしても掃除にしても、

「自分がやりたいからやってるんでしょw」と言われてしまう悔しい状況

でした。

 

それは確かにそうなのですが、それ以外にも、仕事が忙しい夫のため私は家事を

頑張って支えてあげなきゃ、と思っていなかったか?そのために時間を費やしすぎ

ていなかったか?ということです。

そう思うこと自体は一見良いことのように思えますが、あまりに自分の時間を犠牲

にしすぎるとひずみがきます。

 

振り返ってみると、確かにそう思っている自分もいたような気がします。

あえて不満は出さないようにして。。。

するといつしかそれが当たり前になり、夫は皿もさげなくなります。

私は内心ストレスがたまりぽろぽろ不満を口にし、それに対し夫もだんだんイライ

ラが募る日々。。

 

結局、自分を犠牲にして相手に尽くしても何もいいことはありません。

 

自分を犠牲にしないことは大切だと思います。無理して頑張ると、自分だけが我慢

している、と思ってしまい、それがイライラのもとになります。

なのでちょっとでもそう感じたら、すぐやめてしまうのがいいと思います。

 

外で長い時間一人になると少し冷静になれます。

また夫もしばらくほったらかされて一人になることで「妻のありがたみ」がわかる

のではないでしょうか。

 

「なんでも完璧にやろうとしている」わけではなくても、時間と体力には限りが

あり、「やりたいこと」と「実際できること」の間には隔たりがあります。

その隔たりが大きいとストレスになります。

そういう場合、家電や一時保育など、自分の頑張り以外の手段でそのギャップを

埋める努力はしつつも、どれを取りどれを捨てるか、の選択は必要です。

 

よーく考えて、「ここだけは譲れない」という一線を明らかにしたら、あとはそこ

を守り通すようにする。必要以上に自分を犠牲にしない。

 

それを心掛けるだけでも、だいぶイライラ予防になるのではないでしょうか?

 

どれか一つでもみなさんのお役にたてば幸いです。